若者による環境運動 – School Strike for Climate

今、世界中で高校生などの若者の間で環境問題への意識が高まっています。若者は政治に興味をあまり持っていないというイメージが強いですが、そのイメージを覆すかのように若者が政治を変えつつあります。

デモの発祥は1人のスウェーデン人の少女

 
今では有名な環境活動家として、多々のスピーチをしているグレタ・トゥンベリさん。8歳の時に地球の温暖化のことを学校で学び、こんなに大変な問題があるのにどうして大人は何もしないのだろうと疑問に持つ。自閉症でアスペルガー症候群の彼女は、環境問題の恐怖から気をそらすことができず、11歳のころにうつ病になり、学校に行けなくなる。
 
 
そんな彼女が学校を休んでストライキを始めたのは15歳のとき。国や大人が環境問題を危機感を持って取り組んでいないので、学校を休んでスウェーデンの議会の前で1人でプラカードを持ってストライキをした。学校に行かないことはよくないことだが、今学校で勉強しても地球温暖化が悪化することで私たちの未来はないから、学校で勉強するよりストライキをするほうを選んだと彼女は言う。1人でプラカードを持って議会の前に座っている少女に人々は注目し、世界各国の高校生や若者によって気候変動対策のストライキがされています。
 
TEDや世界経済フォーラムでしたスピーチはSNSなどで反響を得て、今ではたくさんの若者が気候変動へのストライキを始めている。アスペルガー症候群の人はコミュニケーションが普通の人と違い、思ったことをはっきりと言ってしまう傾向があるのだが、彼女の場合、その率直な話し方もメッセージの重大さを強調しているような気がする。そして、うつ病になったときに場面的無言症にもなったことを話していて、必要なこと以外は話さないという彼女が大勢の前で環境問題について話すということの重大さも感じられる。

School Strike for Climate

 
グレタ・トゥンベリさんの行動によって世界的に広まったSchool Strike for Climate(気候変動のための学校ストライキ)。金曜日に学校を休み、デモ運動をする学生がアメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、フィリピンなど様々な国で行われています。
 
未成年は投票できないし、政治にも参加できない。しかし、環境問題の影響を受けるのは今の若い世代。政治的権力はないけれども、ストライキをすることによって世界でも環境問題に対する姿勢が変わってきているように感じます。ヨーロッパでは今年の5月にヨーロッパ議員選挙がありましたが、そこで環境保護党の候補者はたくさんの投票を獲得しました。それも、この学校ストライキの影響が大きいと思われます。
 
しかし、学生は学校で勉強するべきだとストライキに反対する人もいます。特にオーストラリアではストライキを批判する声が大きいようです。学生が勉強することは大切ですが、それより学生が政治に興味を持って、自分たちの意見を主張するのは素晴らしいことだと思います。このような経験は学校で学べるものではないので、経験も大切にしてほしいです。

日本での環境デモ

 
日本でもFridays for Future Japanによって、学生ストライキが2月22日と3月15日に行われています。まだ規模は小さいですが、これからもっと数が増えていくことを願っています。
 
ツイッターで #schoolstrike4climateを見ると、世界各国での学生ストライキの情報を見ることができます。
 
日本の政治はビジネスを優遇しているところが強いので、環境問題に取り組むのが遅れています。真面目な学生は学校を休むことをためらうかもしれませんが、もしこれから地球の環境がどうなるかに興味があったら、ストライキに参加してみるのもいいと思います。

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