【ゼロウェイスト】ミニマリストと何が違う?

引っ越しをする時に、どのようなアパートにするかイメージするためにインタネットでアイディアを検索しました。ミニマリストのすっきりしたアパートやゼロウェイストのアイディアなど、いろいろすてきなアイディアがありました。

ゼロウェイストとミニマニストは共通した部分がたくさんありますが、根本的には違う概念です。特に、ミニマリストと同じ方法でゼロウェイストを目指すと失敗する可能性があります。

ここでは、ゼロウェイストとミニマリストの違いを検証してみました。

ゼロウェイストとは

ゼロウェイストとは、英語で「ゴミゼロ」という意味です。その意味通り、ゴミをなくす生活を心がけることがゼロウェイストです。

日本でゼロウェイストを目指している自治体として、世界的にも有名な徳島県のゼロ・ウェイストアカデミーのサイトには、このように書かれています。

ゼロ・ウェイストとは、無駄・ごみ・浪費 をなくすという意味。
出てきた廃棄物をどう処理するかではなく、そもそもごみを生み出さないようにしようという考え方です。

ゼロ・ウェイストアカデミー

ゼロウェイストとは、ゴミをどう処理するかではなく、ゴミをなるべく減らして生活することを目標としています。

特に最近ではプラスチックの大量のゴミが自然破壊をしていることが問題視されています。海には大量のマイクロプラスチックと言って、プラスチックが分解されたものが発見され、海の生き物はそれを摂取し、その魚介類を摂取している私たちもマイクロプラスチックを摂取しているということが分かっています。

ミニマリストとは

ミニマリストは英語の「最小限」という意味のminimalからできた造語です。言葉からも想像できるように、最小限のものだけで生活する人のことをミニマリストと呼んでいます。

辞書には、こう書かれています。

持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語。

コトバンク

ミニマリストは大量消費する社会で、必要以上の物を持たないことでストレスを減らし、もっと豊かな生活を送ることを目標にしています。

コンマリや断捨離をして、ミニマリストになる人が近年増えています。家に溜まった大量の物を整理することで生活が楽になると言われています。

ゼロウェイストとミニマリストの共通点

ゼロウェイストとミニマリストの共通点は、現在社会の消費の仕方に疑問を持ち、それを変えようとしているところです。

買うものが減る

ゼロウェイストとミニマリストの共通点といえば、買うものが減るというところです。

特にミニマリストは必要以上のものは持たないことを目指しているので、買うものは激減します。洋服も何着もたくさん持たないで、10着くらいを着まわして生活しているミニマリストの方もいます。毎月、洋服に使う出費がなくなり経済的だし、毎日着るものを選ぶのに困らないのも利点ですね。

ゼロウェイストも同様に、ゴミを増やさないことを目指しているので、無駄な買い物はなくなります。着ない洋服を大量に買うこともなくなります。特にファーストファッションの環境汚染も問題になっていますので、古着を買うようにしたり、長く着れる質のいい洋服を購入する志向が強いように感じます。シーズンごとに新しい洋服を購入しないので、こちらも経済的です。

家がすっきりする

ゼロウェイストとミニマリストの共通点には、家がすっきりするという点もあります。

ミニマリストさんの部屋を見ると、本当に物が少なくて、すっきりしています。物を探す時間もなくなり、掃除するのも楽そうですね。わざと小さいアパートに住んでいる人も多く、狭いアパートも物が少ないと広く使えます。

ゼロウェイストの方のお家も無駄な物が少なく、とてもすっきりしている印象です。特にゴミの量が少ないので、きれいに見えます。

不便なことも多い

ゼロウェイストとミニマリストのもう一つの共通点は、不便なことも多いという点です。便利な現代社会に慣れてしまうと、ちょっと不便な生活にするのは難しいということもあります。

ミニマリストの方が洗濯機を持っていなかったり、調理道具もたくさん持っていなかったりするので、少し不便なこともあります。頻繁に使わないけど、たまに使う物が家にないとちょっと不便だと感じてしまいます。

ゼロウェイストもちょっと不便に感じることが多いと思います。ゴミを減らすように買い物をするのは簡単ではありません。お弁当やお惣菜など便利ですが、大量のゴミが出てしまうので買うことができません。便利な生活に慣れてしまうと、不便と感じることが多いです。

ゼロウェイストとミニマリストの違い

ゼロウェストとミニマリストの共通点を挙げましたが、共通点が多く、一見そんなに違わないのではないかと思うかもしれません。

ここではゼロウェイストとミニマリストの違いを検証してみました。

ゼロウェイストはミニマリストとは違う

ゼロウェイストとミニマリストが似ている部分もたくさんありますが、根本的に違います。

一番の違いはミニマリストの生活では、ゼロウェイストをするのは難しいというところです。ミニマリストは物を持たないので、ゼロウェイストをするのに必要な物がない可能性が多いです。逆に言うと、ゼロウェイストの人のほうが物の量が多いです。

ミニマリストの人だったら、調理用具をたくさん持ちたくないから、コンビニのお弁当で済ませてしまったり、掃除道具もたくさん持ちたくないので、使い捨てのクリックルワイパーなどを使って掃除している人もいます。しかし、ゼロウェイストになるためには、何回も使い回しができる物を持っている必要があります。キッチンに食材を入れる瓶をたくさん持っていたり、買い物するための布バックをたくさん持っていたりします。

ミニマリストの方法ではゼロウェイストになれない?

ゼロウェイストとミニマリストの根本的な違いをみましたが、ミニマリストの方法をゼロウェイストに使うときに注意しなくていけないことを説明したいと思います。

コンマリや断捨離を使えば、ミニマリストになることができます。必要のないものを処分していって、本当に必要なものだけを選べば、部屋はすっきりします。このような方法を使うと生活を一変させることができます。

しかし、ゼロウェイストになるときもこのような方法を使って、生活を一変させる人もいます。とにかくプラスチックの商品を家からなくして、プラスチックのない生活をすれば、一見ゼロウェイストになったような気がしますが、結局大量のゴミを出してしまいます。そこが、ミニマリストとゼロウェイストの大きな違いだと言えるでしょう。

ゼロウェイストを目指しているのなら、無理にプラスチックの物を家からなくそうとはせず、まだ使えるものは使い続けたほうが環境のためになります。ゼロウェイストになるには、プラスチックを生活からなくすことに集中しないで、これからできるだけプラスチックの使われていないものを購入するかに焦点を置くのが大切だと思います。

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