【環境】飛行機に乗ることを恥じるべき?飛行機を使わないと決めた人達

今では格安チケットなども豊富になり、飛行機で簡単に旅行ができるようになりました。飛行機を使って旅行をする人が増えるにつれて、飛行機での環境問題を心配する声もあがっています。

温暖化による環境の被害が深刻になるにつれて、二酸化炭素の排出量を減らすのは必然的だと思います。

有名な環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんもニューヨークまで二酸化炭素を出さない船で行くなど、飛行機に乗らないという決心は強いようです。グレタさんの出身地のスウェーデンでも、飛行機で旅行をしない人が増えているようです。

飛行機を使うことが環境にどれだけ影響を与えているのか調べてみました。飛行機に乗ることはそんなに環境に悪いのでしょうか?

ニューヨークまで船で行く

グレタ・トゥーンベリさんはこの夏、ニューヨークで行われるUN環境カンファレンスにスピーカーとして招待されました。飛行機を使って、環境汚染をしたくないという理由から二酸化炭素を出さない船を使って、2週間もかけてニューヨークまで行きました。

船で2週間もかけて旅をするなんて、なかなか決心できないものですが、グレタさんの環境問題に対する強い志には関心させられます。

しかし、飛行機はどれだけ環境汚染をしてるのでしょうか。

飛行機のカーボンフットプリント

最近では「カーボンフットプリント」という言葉をよく聞きます。カーボンフットプリントとは、私たちが毎日生活していく上でどれだけの二酸化炭素や温室ガスを出しているかを排出量のことを言います。最近では、どれだけカーボンフットプリントを減らせるかなど、環境問題の会話ではよく耳にする言葉です。

それでは、飛行機のカーボンフットプリントを見てみましょう。車や電車に比べて、すごい量の二酸化炭素を出しているのは想像できますが、実際はどのくらいの量なんでしょうか。

ニュースサイトのガーディアンの情報によると、東京からニューヨークのフライトは1903kgの二酸化炭素を放出しています。

これは世界の85の国が一年で出す二酸化炭素の排出量を超えています。国が一年に出す二酸化炭素の量を、たったの1フライトで超えてしまうと思うと驚きますね。

少し短い距離のフライトで、東京から台北に行くのにも、415kgの二酸化炭素を放出しているそうです。この量でも、世界の36カ国が一年に出す二酸化炭素の量より多いらしいです。

ちなみに日本が一年に出す二酸化炭素の量は、2016年のデータによると、なんと1147MMtons(約12億トン*)。二酸化炭素排出量は世界で第5位になっています。

想像もできない量の二酸化炭素を排出していますね。

二酸化炭素排出量1位の中国は9057MMtonsで、2位のアメリカは4833MMtonsだそうです。

スウェーデンでは飛行機を使う人が減っている?!

地球温暖化を訴えているグレタ・トゥーンベリさんは、ヨーロッパでの移動は飛行機を使わず、電車を使っているそうです。

その影響からか、グレタさんの出身国でもあるスウェーデンでは、近年、飛行機を使う人が減っている傾向にあるといいます。

それはGreta effect (グレタ効果)と呼ばれ、グレタさんの行動に影響を受けた人達は、自分でも何か環境問題に取り組むことはできないかと考え、飛行機を使わないと決める人が多いそうです。

スウェーデン語では「flygkam」という言葉ができ、それは飛行機を乗ることを恥じる気持ちのことを指しているみたいです。スウェーデン人の中には、SNSでもう絶対に飛行機に乗らないと宣言する人もいるそうです。

カーボンフットプリントを減らすために私たちができること

飛行機を使わないと決める人が増えるなか、世界中では飛行機を使う人が増えている傾向にあるようです(参照)。旅行の際に飛行機を使うだけではなく、商品の輸送や商品を消費者にできるだけ早く届けるために、飛行機が使われています。消費者としては、どんな商品でもすぐに着くというサービスはありがたいですが、それによって私たちが気づかないうちに大量の二酸化炭素が放出されています。

しかし、私は飛行機を絶対に使わないという宣言はできないでしょう。特に日本に住んでいると、海外旅行に行くのに飛行機を使わないと、とても不便だからです。旅行が好きなので、環境のためとは言え、なかなかそこを変えることが難しいです。

そこで、私たちが少しでも二酸化炭素の排出に取り組めることがあるか考えて見ました。

飛行機以外の移動法があったら、そっちを選ぶ

例えば、東京からニューヨークまで行くのに、飛行機を使わないで行くのは難しいです。何週間もかかってしまって、とても効率が悪いです。しかし、もし東京から九州に行くのであれば、ちょっと時間がかかっても新幹線を使うことができます。電車や船などの移動手段があったら、なるべくそれを使うようにするだけでも、環境への影響が少し軽減されます。

身近なところでも同じで、自転車や歩いて行ける距離だったら、車を使わないで行くと心がけたり、なるべくバスや電車を使うことで環境への影響を減らすことができます。

国産品を買う

今では、海外の商品が簡単に手に入るようになっています。スーパーなどでも、海外の商品が並んでいますが、それらの商品も輸入するのに飛行機が使われています。私も普段はあまり意識して買い物をしていなかったですが、今は国産品があるなら国産品を選んで買うようにしています。

海外旅行を減らす

海外旅行が好きな私にとっては、とても難しいことですが、できるだけ遠くに旅行する頻度は減らそうと思っています。これは環境にもいいですし、経済的でもありますね。

フランスでも環境問題を考えて、遠くへ旅行をしないで、国内で新しい場所に訪れて見たり、国内の自然のたくさんある場所に行って、海外の有名なスポットに負けないくらい、きれいな場所があることを発見する人も増えているようです。国内の様々な場所を再発見するのも楽しいかもしれませんね。

これからの技術発展に期待

このような飛行機による環境問題が取り上げられるようになってから、飛行機ももっと環境に優しいものが作れないかと、飛行機を作る会社は研究を続けています。先日、二酸化炭素の排出を25%軽減させた、新しいエアバスを発表しました。

そのほかにも、石油を使わない飛行機の開発なども進んでいるようです。

このように新しい技術に期待しながら、小さくても自分たちができることをすることで、環境問題に取り組んでいきたいと思います。

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