地元野菜を買うことは環境にいい?

皆さんは買い物をするとき、野菜の産地を気にしますか。なるべく国産を選んだり、地元に近い野菜を選んでいますか。最近では、地産野菜を取り扱っているお店もたくさんありますね。

フランスでは有機栽培が注目されており、ちょっと高い値段でも、いい野菜や果物を買いたいという消費者が多いです。その中で最近できた地産野菜を取り扱うスーパーが注目されている。

 

フランス初の地元野菜だけを取り扱うお店

1ヶ月ほど前にフランスのブルターニュ地域にあるカンペールという町に地元野菜だけを取り扱うお店ができました。地産野菜だけを取り扱うお店がフランスでここが初めて。

フランスで採れた野菜しか置いていないので、ここにはアボカドやマンゴなど普通のスーパーにある野菜や果物は見当たらない。店頭にはフランス国内で採れた旬な品物が並んでいる。

 

オーガニックだからといって環境にいいとは限らない

このお店のオーナーは電気技師の仕事を辞めて、この店を開くことにした。このような質のいい品物を取り扱う店を開くのが夢だったと語る。

質のいい品物というとオーガニックの品物と考える人が多いが、このオーナーは違う意見を持っている。

「質がいい食べ物は大体オーガニックのものが多いですが、このお店ではオーガニックだけにこだわっていません。オーガニックじゃなくても、地元の季節の野菜のほうが、遠く離れた国から輸入するオーガニックの野菜より環境にいいと考えています。」とオーナーさんは話す。

遠くで生産されたオーガニック商品を運送するのに、大量の二酸化炭素が排出されます。どんな季節でもすべての野菜や果物を一年中買うことができるという便利な世界になった一方、環境にも大きな影響を与えています。昔みたいに季節の野菜を楽しむという文化を取り戻すのも大切ですね。

 

地元の農家さんとのコラボレーション

このスーパーでは、小さな農家160軒から入荷しています。その中の60軒くらいはお店から50キロ以内にある農家です。

農家の人はどの野菜が採れたかオーナーに伝えて、その中からオーナーが売れそうな野菜を選んで、お店に置いてもらいます。普通のスーパーと違って、野菜の大きさや形の統一性は求められませんので、農家の人はどんな形の野菜でも売ることができます。

値段も農家の人と相談しながら決めます。オーナーは農家に野菜の適当な値段を提示してもらい、それから野菜の値段の相場と比較しながら値段を決めます。

他のニュースでは大きなスーパーで値下げに困らされている農家の人が多いと言われていますが、このような農家の人の仕事に適した値段で買い取ってくれるお店はすばらしいですね。

ただ、大型スーパーに比べると値段は高めだそうです。

 

売り上げは順調

他のスーパーに比べると値段が高くて、売り上げが心配されますが、お店は繁盛していて、9月の売り上げは予算の20%増だったそうです。

お店で買い物するお客さんは、環境への意識の高い人ばかり。

「二酸化炭素の排出を減らすためには、地元の食べ物を食べるのがいいと思う。あと、地域に住んでいる人に仕事のチャンスを与えたい。」という思いでこのお店で買う人もいれば、「ちょっと高いけど、質がいいから。体のことも考えなくちゃね。」と健康のことを考えて、このお店で買い物をする人もいる。そして、「最近は量が少なくても、質のいいものを食べるようにしています。」と、フランスでは消費者の意識が変わっていることが分かります。

 

Source: https://www.francetvinfo.fr/sante/alimentation/finistere-un-magasin-qui-ne-vend-que-des-productions-locales_3665117.html

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