プラスチック削減?プラスチックを減らすことはゴールではない

プラスチック問題は世界中で大きく取り上げられています。ヨーロッパの国では、もう数年前からプラスチックの袋が有料になり、最近ではプラスチックの代わりに紙や布の袋を使っているところも多いです。日本でも来年の7月あたりからレジ袋の有料化されることになり、これから様々なところでプラスチックの削減が予想されます。
 
プラスチックは悪者という考えが世界のいろいろな場所で広まっているが、Circular.の記事に面白いことが書いてありました。それは、プラスチックを減らすことがゴールではない、ということ。
 
 

プラスチックを減らすことがゴールではない

 
大量のプラスチックのゴミが海に流れ、ビーチに流れ着いた映像をよく目にします。海の動物たちがプラスチックによって怪我をしたり、プラスチックを間違って食べてしまい、死んでしまったりするニュースを聞いたことがあると思います。プラスチックの問題はなかなか分解されず、プラスチックのゴミが分解されてなくなるまでに500年もの時間が必要だと言われています。このままプラスチックのゴミを出し続けたら、ゴミの環境への被害は膨大でしょう。
 
しかしこの記事によると、スコットランドのゼロウェイスト組織、Zero Waste Scotlandはプラスチックにだけ焦点を当てていると、根本的な問題に目が向けられないと言っているそうです。問題はプラスチックを減らすことではありません。
 
 

根本的な問題は使い捨ての文化

 
メディアではプラスチックに目が向けられている中、今の時代は直面している根本的な問題は、使い捨ての文化です。
 
スコットランドのゼロウェイスト組織によると、スコットランドの二酸化炭素の排出量で多くを占めているのは、使い捨てされる品物を作ったり、運送するために使われているそうです。
 
日本でも、毎日、目にするものを見ると、使い捨てものが増えているように感じます。品物のパッケージやテイクアウトの飲み物のカップやストロー、ストローやカップを使わなくても、砂糖やクリームは小さいパッケージに入れられ、そのパッケージは使われたらゴミとなります。お菓子もわざわさ小分けの袋に入ったものも多いですね。一つだけ食べたい時など小分けの袋は便利ですが、そのおもてなしがゴミを増やしています。
 
 

プラスチックは物の寿命を長くしてくれる

 
スコットランドの組織によると、プラスチックに限らず使い捨ての物をなくしていかないと、環境問題は解決しないと言っています。実は、リユースできるものでプラスチックを含んでいる商品はたくさんあるそうです。プラスチックは物の寿命を長くしてくれるので、プラスチックの物だからといって、環境に悪いというわけではありません。
 
 

便利な生活を見直すことが必要

 
これからゴミを減らしていくには、不要な使い捨ての物を減らしていくしかありません。もちろん、使い捨てのプラスチックの袋も必ず必要ではありません。何回も使える布の袋で代用できます。飲み物をテイクアウトするサービスもとても便利です。しかし、少し時間を割けば、お店でマグカップで飲めば済むことです。どうしても時間がない場合は、ちょっと持ち運びが重たいですが、タンブラーを持ち歩けば、使い捨てのカップを使わなくても済みます。
 
今の経済社会では、使い捨てが当たり前になっています。洋服、カバンや靴など、長く使うよりもその時の流行に合った商品が好まれて、シーズンが過ぎたら処分される服も多いです。ティッシュやマスクなど、便利で今では手放せないものになっていますが、不便ですが、布のものを洗って使えば代用することができます。次に何かを買う時、それを何十年も使うかよく考えて、買い物するのもいいですね。
 
そして、日本では品物をきれいに包装するという文化がありますが、過剰包装も見つめ直す必要があります。物の見方を変えて、包装されていない商品のほうがいいと思えるようになるといいですね。

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