食生活を見直す−ケトンダイエットを始めて感じたこと

みなさん、ケトンダイエットという言葉を聞いたことがありますか。最近はいろいろなダイエットがありすぎて、どのダイエットが一番効果があるのか分からないですよね。それだけ、肥満、糖尿病、高血圧など生活習慣病に悩んでいる人が多いということも分かります。

いろいろなダイエットや食事法を調べて、健康に過ごすためのヒントが見つかったような気がします。ここでは、ケトジェニックや健康的な食事法について話したいと思います。

 

ケトンダイエットとは

ケトジェニック食(ケトンダイエット)は糖質の摂取量を減らして、脂質を増やすダイエット法です。普段私たちは糖質のブドウ糖から脳や体を動かすエネルギーを作っているのに対し、糖質を減らすとケトン体からエネルギーを作るようになります。糖質を摂取しすぎると脂肪となり、体に蓄えていきます。しかし、糖質の摂取量を減らすと脂肪や筋肉からエネルギーを作るようになります。

ケトジェニック食は、元々はてんかんの治療に使われていました。近年では、糖尿病などの生活習慣病にも効果があると注目されています。

ケトン体をエネルギーにするには、糖質の摂取量をすごく少なくする必要があり、てんかんの治療では1日20g以下にしなくてはいけないと言われています。ごはんを100gに糖質は36gくらいだと考えると、このダイエットがどれだけ難しいかっていうことが分かります。

ケトジェニック食では糖質を取らない代わりに脂質を大量に取ります。1日の摂取カロリーの70-80%は脂質で取り、5-10%を炭水化物で、そして10-20%はタンパク質から取ります。この食事を数日続けると、体が蓄えていた脂肪や筋肉からエネルギーを取るようになり、痩せていきます。

ただケトンダイエットは続けるのが難しいので、何か病気の治療出ない限り、短期でするのがおすすめされています。

私はNetflixのドキュメンタリー「マジック・ピル」を見て、ケトンダイエットについて知りました。ドキュメンタリーでは糖尿病、喘息、自閉症、癌の治療にもケトンダイエットが効果的だと言っています。機会があれば、ぜひ見てみてください。

 

糖質制限とは違うの?

似たようなダイエットで、日本では糖質制限が流行っています。糖質制限では、炭水化物(糖質の元)以外は何を食べてもいいというダイエットで、手軽にできるので始める人が増えています。ダイエットっていうと、食べるのを我慢しなくてはいけないというイメージですが、糖質制限では炭水化物以外だったら食べたいだけ食べれるので、ストレスなくダイエットができるというのも人気の秘訣です。

一方、ケトンダイエットは、糖質制限のように何でも食べていいというわけではありません。まず添加物の多い食材は食べないで、加工されていない野菜、肉、魚を食べる必要があります。加工品には糖分で味付けされているものが多いです。糖質制限でもソースに含まれている糖質には気をつけるように言われていますが、ケトンダイエットでは無添加食品を食べることが推奨されています。

加工品だけではなく、脂質もオリーブオイルやラードなど良質なもので取ることが必要です。サラダ油で揚げた揚げ物などはケトンダイエットでは食べない方がいいとされています。

肉や魚もたくさん食べていいですが、肉はグラスフェッド(放牧)で、魚も養殖ではないものを取ることが勧められています。そして、野菜も有機野菜のものをたくさん食べます。タンパク質の肉や魚も摂取してもいいですが、10-20%に抑えなくてはいけないので、思う存分食べれるものは野菜やナッツだけになります。

糖質制限に比べると、ケトンダイエットは制限が多く、食べる物に気をつけなければいけません。

 

ケトンダイエットを始めてみて

私は糖尿病もないし肥満体型ではないので、軽いケトジェニック食に変えてみました。糖質をカウントするようにして、量を減らしてみました。

最初、まず困ったのは60-70%を主食の炭水化物で取っていたので、それの代わりに何を食べようっていうところでした。料理をするのが面倒な時はご飯に納豆だけ食べることもあったので、ご飯の代わりに食べる物にすごく困りました。そして、急に炭水化物の摂取量を減らすと、すごく疲労感を感じて、そういうときは普通に炭水化物を摂取しました。(ケト・フルーと言ってケトダイエットで風邪のような症状になるそうです)

それから1-2週間たつと、だんだん炭水化物の少ない食事に慣れてきました。野菜をたくさん食べるようになって、魚や肉を食べるようになりました。炭水化物は多いですが、ときどき豆も食べます。そうすると、ご飯やパスタを食べなくても満足できるようになりました。

ケトンダイエットを始めて、まず気づいたのがお腹周りの脂肪がなくなったことです。こんな短期間で効果があったのにはビックリしました。それから、一番嬉しかった変化は、疲れにくくなったことです。前はすぐに疲れてしまい、1日3食炭水化物を食べないとエネルギー不足になっていましたが、ケトジェニック食にしてからあまりお腹が空かなくなりました。

 

糖質を摂取しすぎる現代人

ケトンダイエットをする人も糖質制限をする人も、糖質の摂取について考えさせられると思います。果たして、私たちは1日にこんなにたくさんの炭水化物(糖質)が必要なのかと考えされられます。

炭水化物メインな食事を続けると栄養も偏ります。炭水化物を食べると満腹感を感じますが、その満腹感もすぐになくなってしまい、もっと炭水化物を取らないとエネルギーがなくなってしまうという悪循環を作っています。その上、炭水化物だけで満足してしまうので、他の食べ物をあまり食べなくなります。

炭水化物だけならそんなに問題はないですが、私たちの生活にはたくさんの隠れた糖質が溢れています。加工品には必ず入っていると言っても過言ではないです。ですので、特に甘い物を食べていなくても、加工品を食べることによって、毎日大量の糖質を取っていることになります。

毎日、大量の糖質を摂取することで生活習慣病にもつながります。

 

無添加でバランスのいい食事が一番

 

炭水化物の摂取量を気にすることも大切ですが、糖質制限ダイエットのように炭水化物以外のものは何でも食べていいというのは間違っていると思います。加工品に入っている添加物や保存料のほうが体に害を与えていると思います。食べ物の味をおいしくするために大抵の加工品に糖分が入っているように、食べ物を長期保存するために添加物が使われている商品が多いです。肉などにホルモン剤や抗生物質を使っている国もあります。そのような食べ物を食べていると、私たちの体にもいろいろな影響が出てきます。炭水化物の摂取量が多いことよりも、そっちのほうが怖いと思いました。

最終的にたどり着いた結論は、自然食材をバランスよく食べるのが一番いいことなのではないかなと思いました。コンビニで簡単に食べ物が手に入り、スーパーでも簡単に作れる加工品が増えています。しかし、そのような食事ばかりしていると、お腹はいっぱいになりますが、偏った食事になります。加工品や添加物をやめて、糖質、脂質、タンパク質をバランスよく取るのが、健康に一番いいことだと思います。

そして、これから人口が増え、食糧がどんどんなくなっていく可能性がありますが、質のいい食べ物を食べていれば、そんなの大量の食べ物を食べなくても人は生きていけるということにも気づきました。先進国では食べ物を食べすぎているという問題のほうが深刻です。私も炭水化物の摂取量を減らしてから、どれだけ炭水化物を摂取すると食べすぎてしまうということに気づきました。今では、そんなに大量の食べ物を食べなくても、疲れないで1日過ごすことができることも分かりました。

加工されていない食材をバランスよく食べることで、もっとサステナブルな食生活ができると思います。そして、それは健康にも精神的にも落ち着いた生活につながると思います。

最後に過激なダイエットにはリスクが多いですが、バランスのいい、自然なものを食べる食事に変えるのにはリスクはありません。ちょっと食事を変えるだけで、生活を変えることができます。

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

14 − six =